手足に痛みがあったら|隠れた陰に要注意|誰にでも起こり得る脳梗塞

隠れた陰に要注意|誰にでも起こり得る脳梗塞

手足に痛みがあったら

女性

ドラマではない現実

テレビドラマなどで主人公が侵される病として知名度がある骨肉腫とは、どの様な病気なのでしょうか。骨肉腫は骨にできる悪性の腫瘍、つまり癌です。癌細胞が骨をつくる正常細胞に成り代わるのが特徴で、患者の多くが運動を盛んに活動する青少年で占められています。腫瘍ができるのは膝や肩の関節部分にできるケースが多く、放って置くと肺などの離れた臓器に転移します。骨肉腫と診断された場合、30年ほど前までは手や足の患部を切断する手術が主流でした。しかし、切断後に肺転移が見られることもあり、5年後の生存率が10%〜15%ととても低いものでした。現在は化学療法が発達したことで抗がん剤の効果も高まり、生存率もかなり改善されています。手術も切断ではなく、患部のみを切除するだけで済む様になりました。失った部分も人工の骨や関節を使って再建できます。ただ、残念ながら全ての人に有効ではなく確実な治療法の確立ができていないのが現状です。

明日を生きるために

骨肉腫の治療の流れとして、次の様になります。まずは、疑いのある組織の一部を採取して病理組織検査をします。骨肉腫と診断されたら速やかに化学療法である抗がん剤の投与を開始します。痛みや副作用に気をつけながら、血液検査や画像検査の結果と照らし合わせて効果を見ながら手術を行います。手術では腫瘍のある患部だけではなく、周りの正常な細胞も切り取ります。そのため、どうしても身体にかかる負担が大きくなります。また、病状の進行具合によっては切断手術に変わります。術後は体調や傷の回復を待って、再び抗がん剤の投与が始まります。抗がん剤の副作用のひとつに白血球の減少があります。そのため、長く続けることはせずに1週間から3週間の間隔をあけて白血球の回復を待ちます。回復をしたら効果のあった抗がん剤の投与を続けます。半年から一年にかけて繰り返し行い、終了後も5年間は経過観察をして様子を見ていきます。治療期間も長く、副作用などでとても辛いものになるかもしれません。ですが、医療技術は日々進歩しています。諦めない気持ちを諦めないでください。