ニコチン中毒や受動喫煙|隠れた陰に要注意|誰にでも起こり得る脳梗塞

隠れた陰に要注意|誰にでも起こり得る脳梗塞

ニコチン中毒や受動喫煙

医者

タバコを吸うリスク

肺がんは、肺の器官・気管支・肺胞にある細胞の一部が癌化する病気です。肺がんの発生原因はいろいろありますが、最も有名なものは喫煙によるものです。たばこには、それ自体にも発がん性物質が含まれていますが、それを燃やすことによってさらに害が広がります。もともとたばこを吸うということは、不完全燃焼状態を起こすことになります。この状態は、一酸化炭素や活性酵素を発生させることになり、それらの物質とたばこの煙に含まれる発がん物質が結びついて全身に運ばれていくのです。たばこの害は長期間続けることによって発生します。しかも吸う本人だけでなく、受動喫煙といった周りにいる人にも被害を及ぼします。禁煙をすることは、肺がんの発生リスクを大きく減らすことがわかっており、禁煙することによって、肺がんだけでなく心筋梗塞や動脈硬化などほかの病気のリスクを減らせることがわかっています。喫煙は、ぜひ進めたいがん予防法であり、そのために禁煙外来が増えているのです。

禁煙外来を利用しよう

禁煙は簡単にできる、と思っていても実はとても難しいことです。煙草に含まれるニコチンは依存性が高く、脳に直接働きかける成分が含まれているからです。禁煙は意志が弱いからできないというわけではありません。薬物依存になっているために起こる体の禁断症状なのです。たばこをやめるために病院へ通うというと病気でもないのに、と考えるかもしれません。しかしニコチン中毒はれっきとした病気なのです。病気であれば医師の指導の下に治療を始めることは決しておかしなことではないのです。禁煙外来を受診し、ニコチンの依存度や一酸化炭素濃度を測定することによって、健康保険を使って治療を受けることが出来る場合もあります。健康保険を利用したい場合は、一定基準を満たした診療所・病院を選ぶように気を付ける必要があります。もし基準が満たされていない病院で禁煙外来治療を受けようとすると、自由診療になってしまうからです。一日一箱タバコを吸う人であれば、3か月ほどのたばこ代で健康保険を使った禁煙治療が受けられます。自分のためにも、家族のためにも、ぜひ禁煙治療を検討してみましょう。